to-nyのブログ

Tonyの徒然なるままに書く日記

グロースハッカーという仕事の創造

2/10 にKaizen 主催で日本グロースハッカーアワードを開催させて頂いた

そこで、業種毎の優秀グロースハッカーの授賞式を行いました。

 

f:id:to-ny:20150212010056j:plain

 

部門の受賞者10名中、7名が東京以外の方で、報酬面でも年収1,000万円ペースの方が出始めている、

 

「グロースハッカー」(改善して事業成長の支援をする)という

新しい仕事の概念を創造し、世の中にそれを伝えることができたことに

私はグロースハッカーサイドの直接の関わりは少ないけど、

感慨深い一日となった。

 

ようやく、僕らが世の中に伝えたい価値を具現化するスタートラインに立ったんだなっと思うと、本当に嬉しい。

 

この道のりまでは本当に長かった。

 

Kaizen Platformのサービスを世にリリースしてから1年8ヶ月。

最初から、プラットフォームの思想はあった。

 

改善したい企業と改善できる人たちを繋ぎ、企業のグロースと新しい働き方を創造する

 

ただ、ビジネスは一朝一夕でうまくいく物なんてない。

 

多くグロースハッカーがクライアント様の代わりになって改善することが今では当たり前だが、

当時はけして、たくさんいるという状況ではなかった。

 

なので、社内でも常に、鶏か先か、卵か先かの議論はイシューとして出ていたし、

特にグロースハッカーサイドに関しては、多くのクライアント様、パートナー様から絶大な共感を頂いたものの

 

「本当にサイト改善をアウトソーシングすることが出来るの?」って声も多く頂いていた。

 

だからこそ、今回の授賞式は喜びもひとしおです

 

何か新しいことをやるときって、

 

ワクワクする未来の理想、理想とは掛け離れた現実世界の狭間で、

苦戦することってたくさんある。

 

そんな時、何を成し遂げたいのかという志があるかないかで、

その後の結果って大きく左右されるんじゃないかなって思います。

 

Kaizen の志って創業タイミングからsudoken がblog で投稿していた

内容から一切変わっていないんです。

 

※sudoken Blog 記事抜粋_20130727 KAIZEN platformをはじめたわけ

---------

このWEBサービスの改善活動そのものを、

内部のリソースだけではなく外部の知恵を借りながら、

よりクリエイティブで、

よりコラボレーティブなものに

変えていけるサービスをつくり、

改善活動そのもののコストを下げることが出来れば、

きっとインターネットビジネスそのものの

成長を加速させることができる。

産業に必ず貢献できるはずだと思いました。

 

そういう想いから、KAIZEN platformを立ち上げました。

今は、まだ思い込みかもしれません。

今後、ビジネスを通じてこのことを実証していきたいと思います。

 

僕は、この改善という行為の根底に流れる思想のようなものは、

普遍的なものだと考えています。

僕らはプラットフォームを通じて、

日本が誇るべきKAIZENを

世界中のWEBサービスへ拡げていけたらと切に願っています。

---------

 

今後は日本のみならず、世界中のグロースハッカーが活躍するプラットフォームにしていきたいと思います。

 

その為に、改善してGrowth したいという想いを持つ、世界中のクライアント様にご参画頂けるよう、Kaizen 一同、世の中に我々が成し遂げたい志を広げていきます。

 

今回のアワードにご列席、協賛品のご贈呈、ビデオメッセージにご協力を頂きましたクライアント様に御礼を申し上げるとともに、

 

最後に、グロースハッカー・オブ・ザ・イヤーを受賞された、株式会社やじるし様、おめでとうございます!!!

 

f:id:to-ny:20150212010132j:plain

 

 

2014年振り返り(仕事編)

 

久々のエントリーです

 

1年前の振り返りを見返すと、

 

2013年の振り返り - to-nyのブログ

 

「世界で戦う」という想いで、創業間もないKaizen platform にJoinしてから

このサービスをどうやって世の中に伝えていくか、最初は苦戦しました。

ただ悩んでいる暇なんてないから、

日中は「走る」、そして夜中に「振り返る」の繰り返し。

 

量が質に転換する

 

営業し始めて3ヶ月後に

会社の知名度も少しずつ上がって来て、現場での売れる感をようやく体感し、2013年を締めくくりました。

  

2014年もおかげさまで、大きく成長させて頂きました。

 

※KAIZEN の成長の軌跡はsudoken Blogを引用。

f:id:to-ny:20141231010445p:plain

(引用元:KPT of 2014 - sudoken Blog

 

個人として2014年の仕事の振り返りを四半期毎にしてみます。

 

2014年1月-3月

 

既存のサービスモデルで売れる感を体感したので、

この時から、次なる挑戦に挑みました。

 

当時のサービス価格の10倍、100倍の提案をしてみようという試みを

してみたのです。

価格を10倍、100倍にて提案したら、その分、提案の質も高くならざる得ないし、また

クライアント、社内のステークホルダーも必然的に巻き込むことになる。

そうすれば、より大きな仕事をして、より大きな結果をクライアントに返すことができる。

 

(該当するお客様が見ていたらすみません、その節はご迷惑をお掛け致しました)

この時期、とある企業様には1ヶ月で30回ぐらい訪問しておりました。

近くのカフェで、担当者の方がオフィスに入る姿をみるなり、携帯にお電話して、

 

「いま通りすがったのですが、少しお話させて頂いても宜しいですか?」

 

というバレバレな営業電話をしたのが懐かしいです

 

2014年4月-6月

 

価格×10倍、×100倍の提案の集中と、米国事業の立ち上げの準備に翻弄しておりました。

 

セールスチームに優秀な方達が次々にJoinして頂き、

いくら優秀でも個の力量だけでできることは限られており、優秀な個がチームとなった時に

凄まじい結果が生まれるということを肌で感じました。

 

一方、アメリカの立ち上げに関しては、

市場調査、戦略策定、オフィス探し、トライアルクライアントの開拓、

グロースハッカーの開拓と様々なことにチャレンジできて、正直、毎日が興奮の日々でした。

 

2014年7月-9月

 

アメリカにいかず、日本に残ると決断した時期でした。

 

日本に残ると決めたのには、単純に個人としてではなく、チームとして世界で勝ちたいという考えの中、

このタイミングでは、自身が日本に残り、将来、我々が世界で挑戦する上での土台を作る方が絶対に良いと思ったから、、、

 

と今だからこそ素直に思えます。

 

今だからって、当時はそんなかっこいいセリフを言う余裕なんてなく、珍しく自身の動きが止まりました。

 

ブログにアメリカに挑戦しますって言ってしまった以上、早く行かねばという焦り、恥ずかしさから

正直、行動力だけが取り柄な自分も、立ち止まってしまいました。

 

自身にも動きが止まることがあるのだと、理解できたのは正直良い経験でした。

 

世界で勝つチームの作り方、サービスの売り方を理解して、実践していくこと

実践して得られた結果を各国に持ち込み、優秀な仲間と世界で戦って勝っていく事に

自身の目標を見いだせたので、この立ち止まった時期は、けして無駄ではなかった。

 

2014年10月-12月

 

再度、日本で営業を開始しておりました。

 

このときから意識したのは、スケーリングするセールス方法の開発でした。

 

先輩に言われたのですが、

「お前の営業力だけで、組織を強くはできない、お前がいなくなったら、売れなくなる組織は正直、営業力がある組織とは言えない」

本当に良いフィードバックを頂けたと思ってます。

※KAIZEN は皆優秀なので、僕がいなくても十分売れるのですが(笑

 

誰でもコンスタントに毎月受注を頂けるセールスの型を再構築すること、

それをまずは自身で実践して結果を出し続けることを行いました。

 

いま、KAIZEN ではアメリカと日本でセールス活動をしているのですが、

アメリカでのセールスのやり方が特段日本のやり方と違うかといえば、How の部分は多少違えど、基本的な考え方、実施方法は同じだと痛感しております。

 

ただ、各国でセールスする方達は、言語も、考え方も、育って来たビジネス環境も大きく違う。

 

そんな中で個人の営業力だけで勝負しようってのは、立ち上げ段階は良くても、その後、スケールを効かせていくにはグローバル共通のビジネスオペレーションが自ずと必要になってくる。

 

今のうちから、我々がアメリカ以外にも、ヨーロッパ、アジアに

進出した際でも使えるセールスの型を構築していけば、よりビジネスの成長が加速するので、ここは来年のテーマにしていきたいです。

 

皆さんにとって、2014年はどんな年でしたか?

 

2015年は、継続的に成長するのは勿論のこと、グローバルへの成功に向けて、大きく飛躍する年にしていきたいと思います。

 

では、残り1日、良いお年をお過ごしください。

来年もこんなTonyですが、どうぞ宜しくお願い致します。

 

Tony

アメリカで再挑戦します

 久々のブログのエントリー

そして、6月から、アメリカでのビジネスを再挑戦します

 

2012年4月から2013年3月まで、アメリカ・ニューヨークで

モバイル広告のビジネスをしておりましたが、撤退してしまいました。

 

私にとって大きな、大きな挫折経験となり、

当時のアメリカでの同僚、そして本社の皆様、そして、日本に残った家族に多大な迷惑を掛けました。

 

実は、渡米前までは、自身を相当過信しており、

2社経験する中で、特にセールス領域においては、日本でも世界でも僕と同じレベルでのセールスパーソンってなかなか居ないだろうと勘違いしておりました

(welcome to 抗議w)

 

世の中、そんなに甘くなかったです。。。

 

ただ、失敗体験をそのままにしてしまったら、確実に後悔する。

後悔する人生なんて、絶対に嫌です。

 

ニューヨーク滞在の最終日、

必ずこの地に戻ってきて、

世界レベルのサービスと組織を生み出し、

僕はそのサービスを世界中に広げる

そして、その出発地点は、この地アメリカで

絶対に実現するという誓いを自身の胸に刻み、

帰国して、意気揚々、職を辞する決意をしました。

 

日本に戻った後でも、

常にグローバルマーケットで再挑戦する強い想いから、

From Tokyo to NewYork で名付けたニックネームのTonyを継承して、

どこでも「トニーです」と言い続けました。

 

勿論、トニーって、、、なんですか?って何百の人に聞かれましたが、

今では、大分トニーが定着して、中にはトニー様と敬称で、ご連絡を頂けるお客様もいるぐらいです、本当に嬉しい限りです。

 

「なんで海外やるの?」

 

ってよく聞かれます。

海外でやらなくても日本でやれば、

普通に生活できるし、もっと成功するんじゃないのと。

 

はい、正しくその通りです。

 

言語も文化も商習慣も違い、そして人のネットワークすら持っていないマーケットに飛び込むって、それは想像以上にストレスフルな状況ですし、自分の能力を最大限に発揮できません。

 

今の自分の能力が仮に100あるとしたら、1/10いや、1/100ぐらいになり、

相当の挫折感と数えきれないほどの恥ずかしい経験をしました。

ストレス耐性には相当自負のある自分ですが、

あまりのストレスで片方の顔が麻痺で動かなくなったほどです(笑

 

日本でそこそこ経験してきた訳ですし、正直、ビジネスはやりやすいです。

いま、日本でビジネスをやっている中で、つくづく感じます。

 

でも、それでも僕は、再挑戦したいんです。

 

リベンジってのもあるんですが、

実は、明確な理由なんて、一切持っていなく、

この30代はグローバルマーケットに挑戦して、大きな成功をしたい。

 

そして、まずは、インターネット産業の中心であり、

世界から超優秀な人材が集まるアメリカで勝負したい、

リスクも大きいが、その分大きな成功を収められる可能性もある、

どうせやるならば、大きな挑戦の方が絶対に良い

 

という強い想いからです。

 

たくさんの失敗を経験した分、

軽い弾みで、海外やるぞー!なんて、一切想っておりません。

 

そんな軽い気持ちならば、絶対に日本でやった方がよい。

グローバルで勝つには、勝てる土壌で、最高のサービスとチーム、そして、絶好のタイミングと運が必要です。

 

グローバルマーケットに挑戦する以上、

野口英世が名言として残した

志ならずんば、再び故郷の土は踏まず」の決意です。

 

Kaizenplatform は、今年、本気でグローバルにチャレンジします。

 グローバルで確実に成功する方法なんて誰もわかりません。

 ただ、挑戦しなければ、成功も失敗もないです。

世界中に、「Kaizen」活動というプロセスを広げていきます。

 

昨年から日本で展開しているのと同様、まずはアメリカでアグレッシブに挑戦していきますので、是非とも変わらずの応援を頂けると幸いです。

 

また、最後にお願いです。。

 

USでネットワークをお持ちの方、是非、ご紹介ください!

 

ウェブページの改善をしたい企業様、

その改善ができそうなデザイナー、エンジニア、コンサルタントの方、

または、そういった人をご紹介できそうなネットワークを持っている方、

 

どなたでも、ウェルカムです。

 

絶対に満足して頂けるようなサービス提供を心がけます。

 

 

 

組織の熱量って、本当に大事

前職や前々職で、本当に大変お世話になり、またご迷惑をお掛けした方にお会いする事が、偶然にも増えてきている

 

先日、同僚経由で設定して頂いたアポイントは、

前職時代、僕が広告事業の責任者を下りる決断した程の、重大な事件を起こしてしまったお客様でした。

 

事件の内容についてはこちらでは省かせていただくが、

そのお客様にとっては、大変な損害を出してしまった事件。

当時、代表と一緒に、そのお客様のところまで足しげく通い、ただただ、謝ることだけしたことを思い出すだけで胸が痛みます。

 

その分、そのお客様と2年ぶりにMTGをさせていただき、そのMTG後、Facebookのメッセにて、当時は真摯に対応頂き感謝しており、こういう再会もご縁、今後またご一緒にビジネスしていきましょう、との有り難いご連絡を頂いたときは、

正直泣きそうになりました。

 

この事件以降、

年間数十億あった売上が半減以下になり、

組織の人数も50名近くから、1/3ぐらいになり、

組織が一瞬にして崩壊してしまう経験をしました。

 

組織は、採用する人次第で一気に崩壊するのだと、実感したのと同時に、

責任者である、僕が明らかに、組織に与える熱量が足りなかったと、深く反省しました

 

この組織の熱量、本当に、本当に、大事なんです

組織にいる、皆が大きな熱量を維持していれば、新しく入社した人も自然に影響されるし、それを皆が持てば、不正なんて一切働く余裕がない組織を醸成できると常々感じます

一方で、僕の経験だと、組織の熱が、冷めた状態になると、再び熱量を戻すのは、正直、超ハードルが高くなる、てかミラクルが起こらない限り無理だと思う。

 

Kaizenでは、月に1回かならず合宿と言われるMTGを実施しております

その合宿ですが、社員だけではなく、クライアントや今後採用したい人などのゲストも参加して、Kaizen の有るべき姿から、中長期の戦略、現実起こっている問題を参加している全員でディスカッションしております

 

その内容は、あまりに濃すぎて、MTGが終わった後は、皆、脳みそがグッタリな状態になり、重要な意思決定もその場で行われる会議なのですが、

内容もしかりなのですが、実はこの場、組織の熱量を保つ場としての役割を果たしているのです

 

Kaizenも今や、40名を越す組織になり、人によって役割も様々になってきており、皆が一人一人に対するコミュニケーションの量が減ってきているのも事実です

 

なので、参加者全員が、顔を合わせ、熱く議論を行い、組織の熱量を最大化する機会がとても重要なのです。

 

スタートアップの立ち上げ時は、数名から始めるので、組織の熱量を維持し続けるのはそんなに難しいことではないですが、事業が伸びるにつれ、人が増えてきたときに、如何に組織の熱量を維持して、常に最大化していくのかが、組織が成長し続ける上で、必要なことなんだと。

 

僕らは社員が数名の頃から、必ずこの合宿を毎月実施することで、組織の熱量を維持していくことを大事にしております、だって、早い段階から、意識していかなければ、後からそれは作れるものではないし、一旦、熱が冷めた組織を再び戻すには、正直、難しいって、今Kaizenにいるメンバー全員が理解しているから。

 

僕らにとってこの挑戦は続きます、

今後は社員が50名、100名と超えて、更に人種・国籍の違う人がたくさん増えてくるので、どの規模まで、この熱量を保てるのか、本当に勝負です。

 

皆さんも、新しい事業を始める際、また新たに会社を始める際には、

是非、この組織の熱量を維持する、機会作りをしてみてください、本当にオススメです。

 

何事も最初が、本当に肝心ですから。

 

僕も、「あつ!」と言われるぐらいの熱量を出し続けます。

 

英語を話さなければならない環境に追い込むこと

KAIZENplatformでは、アメリカ人、フランス人、スウェーデン人と

国際色豊かになってきた

また、今年は本格的にUS展開をしていくので、更に従業員の多国籍比率が増してくることになる。

一人でも外国人のメンバーがジョインすると、

英語公用化宣言しなくても、必然的に会話が英語になる

そのため、いつの間にか、KAIZEN の定例会のアジェンダも、

会話も英語になってきている。

 

去年、ニューヨークにいたし、ニックネームもトニーだし、

それだけ聞いた限り、英語をペラペラに話せるんでしょと勘違いされるが、、、

何を隠そう、私は典型的なジャパニーズイングリッシュであり、大してボキャブラリーもなく、「英語話せます」と自信持って、言える程では全くない。。。

※只今、英会話猛特訓中です、あしからず

 

それでも、通常会話は何とか意思疎通は出来てきており、日々の業務においては

困らなくなってきた。

 

実は、それには大きな転機となるキッカケがあり、英語を絶対に話さなければならない環境に自分を追い込んだからできたことなのです。

 

2012年4月にUS支社を立ち上げたのですが、

それまでの私の英語力は、I とYou を間違ってしまうぐらいのレベルでした

その為、4月上旬にブース出店したadtechサンフランシスコでは、

100以上の方がブースにお越し頂き、私と会話したのだが、私は100%、彼らが言っていることを理解できず、ただただ「Yeah!」と笑っていただけでした。

 

英語レベルがマイナスからのスタートだったので、もちろんニューヨークにいって、

電話アポイントをしても、

「ハロー、マイネーム イズ トール」と言っても、電話口の受付の方から

「What?」と言われ、すぐガチャ切りされる始末、

また、毎日のように、カクテルパーティーに参加しても、とにかく、酔っぱらって、

勢いで話すだけでした、いや話すといっても、話している私ですら何を言っているのかわからなかったのです。

※酒というのは怖いものです、それでも何とかなったのだから

 

そんな中に、飛び込んできたのが、

5月に「Global RTB(Real Time Bidding)Summit」を開催するので、

日本代表として、是非登壇して欲しいというオファーだったのです。

 

当時のアシスタントから、「ボス出ます?」と

彼女からすると、冗談半分で言ったようだが、私は、

「出るよ、俺は」と即決したのです

 

何か、昔からそうなのですが、誘われたものは極力断らないようにしており、

とくに自分が最高に成長する機会には迷わずYesと言うようにしております

 

主催者側から、詳細の連絡が来て、更にビックリしました、

 

なんと、、

 

パネルディスカッションだったのです。。。

 

しかも、パネラーはTurn CTO とBrandscreen CEO, Ipinyou CTO でタイトルは

「リアルタイムビッディングの配信技術の進化」という、

英語でのディスカッションだけではなく、明らかにタイトルからして、門外漢な

場だったのです。

 

でも、ここで断ったら男が廃るという想いで、何とか何とか乗り切ることができたのです、

 

その写真がこちらになります。

f:id:to-ny:20140130224741j:plain

 

ただ、一つ、私の足下に注目してください、

なんとパネルディスカッションで、完全にカンペしていたのです。前代未聞でしょう

 

ただ、事前に聞いていた質問と全く違う質問をされて、このカンペも意味がないものに。

後は、「Im Tony Sakai 」以降は何を話したか覚えておりません。

もちろん、そこにいた500人以上の聴衆者も理解不能な状態になったこと間違いなし。

 

ただ、この経験以降、英語を話すことが怖くなくなりましたし、

今も成長した言えるほど、英語力はないですが、絶対に話さなければならない環境に追い込んだことで、恥ずかしさや、怖さがなくなるものなのです。

 

なので、人には絶対無理なんてことはないということをこの機会で経験させられました。

 

今年は私にとって、グローバルというスタートラインにようやく戻れる年になります。

 

たくさん、恥ずかしいこと、悔しいこと、残念なこと、を経験します。

 

ただ、全ての機会を自ら掴み、その機会によって自らを変えていきます。

 

話しが長くなりましたが、今年、KAIZENplatform も、私も果敢にチャレンジし続けます

 

是非、応援の程、宜しくお願い致します。

 

 

 

 

2013年の振り返り

折角なので、この機会にブログを始めるとともに2013年を振り返ってみました

 

2013年1月-3月

NewYorkでモバイル広告ビジネスをやっておりました

年始に、当時の会社より3月までに大きく結果を出さなければ撤退という宣告を

受けてからのNewYorkへの出発だったので、本当にプレッシャーの掛かる毎日でした。

 

この時期のNewYorkは、大雪、マイナス10度の気温が当たり前で、

そんな凍てつく寒さの中、目標の達成に向けて、

クライアント先に毎日、飛び回っておりました。

 

3月に入り、事業の撤退が決まり、事業の整理を行いました

特にメンバーや家族に撤退の報告はとても辛かったです。

 

家族と離ればなれで暮らすことで、

家族の支えがあって今の自分があり、仕事に専念できていることを改めて理解させられ、今後の人生において、家族や仕事とどう向き合い、どう過ごしていくかという

自身のあり方も明確になりました。

 

そして、必ずこの地に戻り、

この地からグローバルで当たり前のように使われるサービスと

最高のチームを創りたいという誓いのもと、日本に帰国したのを覚えております。

 

当時、家内に送ったメール

残念ながら、今の事業はとても厳しいです。ただ、私はこのままでは終わりません。
私の場合は、挑戦し続けて行かなければ、成長しないという結論に達しました。
成功に甘んじた時点で、私の場合は滑り台のように下る人生に逆戻りしてしまいます。
現状に常に甘んじず、とにかく挑戦し続ける人生をこれからも刻んで行きます。
今の仕事が仮に駄目でも私はもうニューヨークに来ている以上、グローバルと関係ない仕事はもうしません。絶対に次もその機会を必ず自らの手で掴んでみせます。

 

2013年4月-6月
 
帰国早々、izuoka-sanに退職の報告をしました。
 
そして、ゆっくり自身が取りかかる事業を考えようと思っていた矢先、
 
退職後に給料が入らなくなると
 
2ヶ月でキャッシュアウトになることに気づき、(お恥ずかしながら、、、)
 
ゆっくりなんかしてられず、
 
何とか家族を最低限食べさせなくてはという焦燥感のもと、
 
自身の会社を設立して、何でも屋をやっておりました。
 
3月に必ずグローバルのビジネスを行うという堅い決意をしたのも束の間、
 
このままでは普通に生活できないという現状を知った為、急遽のピポットでした。。。
 
そんな折りに、知人を介して、sudokenに出会ったのです。
 
会って20分ぐらい話しあった後に、
 
sudokenより、「一緒にやりませんか?」
 
私が「お手伝いできることがあれば」という返事をしたら、
 
 
「いやいや、Tonyさんの会社とではなく、KAIZEN として一緒にグローバルを目指しましょう」
 
とお誘いを受けました。
 
グローバルで成功するためには、最高のチームとサービスが絶対条件であり、
 
最初からグローバルを前提とした展開をしていなければならないという、話しで意気投合して
 
大方、その時点で、KAIZEN にジョインすることを決めておりました。
 
 
家内には自分でやると共有して1ヶ月も経たない内に、KAIZEN にジョインするという急な変更を
 
恐る恐る、相談してみたら、
 
「前回は、孤軍奮闘して頑張ったけど、限界を感じたんでしょ?
 
また一人海外でやろうとしても、結局失敗するよ、sudokenと一緒にやれば」
 
との一声で、KAIZEN のジョインを決めたのです。
 
 
2013年7月-9月
 
毎日、失敗の連続でした
 
sudokenも私も正直、甘くみていました。
 
クライアントの反応はとても良いので、
 
かなり販売できると過信しておりました。
 
世の中、そんなに甘くないですし、
 
どんなに良いサービスであれ、
 
世に未だ知られていない
 
スタートアップのサービスを最初から信頼してくれて、
 
使ってくれる企業はそんなに多くないです。
 
それに気づいてからは、毎日夜中まで、sudokenと
 
ターゲットの選定、セールス方法の開発をディスカッションしてました。
 
とにかく、この時期は本当に、本当に苦労しました。
 
週末家族と過ごしていても、仕事のことが頭から離れず、
 
家内からも良く「あんた、私の言う事、聞いているの?」と怒られました、
 
すみません。
 
2013年10月-12月
 
10月から事業が急成長していきました。
 
様々なイベントに出て賞もいただき、サービスの知名度があがり、
 
またセールス方法の開発をしたお陰で、導入社数も順調に増えていきました。
 
今の僕たちに一番大切なことは「時間」です。
 
スタートアップのときは、人・金・サービスのリソースに限りがあります。
 
あれもこれもと良い所取りしていては、どれも中途半端になり、成長が直にストップしてしまいます。
 
明確にやらないことを決めていき、やることは、最小限に絞ることをしていかなければ、
 
有限な時間をうまく活用して、成長していくことが困難になります。
 
この3ヶ月間で、一番、勉強になり、そして今も、日々考えて行かなければならないことです。
 
 
皆様にとって、2013年はどんな年でしたか?
 
私にとっては、波瀾万丈ながらも、2013年に立てたテーマである「道を切り開く」を
 
行ってきた年であります。
 
来年は、確実にその道をグローバルまで広げて、
 
同時に道の開発にどっぷり浸かる年にしようと考えております。
 
 皆様にとっても来年が素晴らしい年でありますように、
 
来年もどうぞ宜しくお願い致します。
 
 
Tonyより