to-nyのブログ

Tonyの徒然なるままに書く日記

組織の熱量って、本当に大事

前職や前々職で、本当に大変お世話になり、またご迷惑をお掛けした方にお会いする事が、偶然にも増えてきている

 

先日、同僚経由で設定して頂いたアポイントは、

前職時代、僕が広告事業の責任者を下りる決断した程の、重大な事件を起こしてしまったお客様でした。

 

事件の内容についてはこちらでは省かせていただくが、

そのお客様にとっては、大変な損害を出してしまった事件。

当時、代表と一緒に、そのお客様のところまで足しげく通い、ただただ、謝ることだけしたことを思い出すだけで胸が痛みます。

 

その分、そのお客様と2年ぶりにMTGをさせていただき、そのMTG後、Facebookのメッセにて、当時は真摯に対応頂き感謝しており、こういう再会もご縁、今後またご一緒にビジネスしていきましょう、との有り難いご連絡を頂いたときは、

正直泣きそうになりました。

 

この事件以降、

年間数十億あった売上が半減以下になり、

組織の人数も50名近くから、1/3ぐらいになり、

組織が一瞬にして崩壊してしまう経験をしました。

 

組織は、採用する人次第で一気に崩壊するのだと、実感したのと同時に、

責任者である、僕が明らかに、組織に与える熱量が足りなかったと、深く反省しました

 

この組織の熱量、本当に、本当に、大事なんです

組織にいる、皆が大きな熱量を維持していれば、新しく入社した人も自然に影響されるし、それを皆が持てば、不正なんて一切働く余裕がない組織を醸成できると常々感じます

一方で、僕の経験だと、組織の熱が、冷めた状態になると、再び熱量を戻すのは、正直、超ハードルが高くなる、てかミラクルが起こらない限り無理だと思う。

 

Kaizenでは、月に1回かならず合宿と言われるMTGを実施しております

その合宿ですが、社員だけではなく、クライアントや今後採用したい人などのゲストも参加して、Kaizen の有るべき姿から、中長期の戦略、現実起こっている問題を参加している全員でディスカッションしております

 

その内容は、あまりに濃すぎて、MTGが終わった後は、皆、脳みそがグッタリな状態になり、重要な意思決定もその場で行われる会議なのですが、

内容もしかりなのですが、実はこの場、組織の熱量を保つ場としての役割を果たしているのです

 

Kaizenも今や、40名を越す組織になり、人によって役割も様々になってきており、皆が一人一人に対するコミュニケーションの量が減ってきているのも事実です

 

なので、参加者全員が、顔を合わせ、熱く議論を行い、組織の熱量を最大化する機会がとても重要なのです。

 

スタートアップの立ち上げ時は、数名から始めるので、組織の熱量を維持し続けるのはそんなに難しいことではないですが、事業が伸びるにつれ、人が増えてきたときに、如何に組織の熱量を維持して、常に最大化していくのかが、組織が成長し続ける上で、必要なことなんだと。

 

僕らは社員が数名の頃から、必ずこの合宿を毎月実施することで、組織の熱量を維持していくことを大事にしております、だって、早い段階から、意識していかなければ、後からそれは作れるものではないし、一旦、熱が冷めた組織を再び戻すには、正直、難しいって、今Kaizenにいるメンバー全員が理解しているから。

 

僕らにとってこの挑戦は続きます、

今後は社員が50名、100名と超えて、更に人種・国籍の違う人がたくさん増えてくるので、どの規模まで、この熱量を保てるのか、本当に勝負です。

 

皆さんも、新しい事業を始める際、また新たに会社を始める際には、

是非、この組織の熱量を維持する、機会作りをしてみてください、本当にオススメです。

 

何事も最初が、本当に肝心ですから。

 

僕も、「あつ!」と言われるぐらいの熱量を出し続けます。